サイバージュブナイル スクールホリック - ゲームの進め方

ミニルール

シナリオにちょっとした変化をつけたいときや、
ロールプレイを促したい場合のルールです。
これらを使用するかどうかはあらかじめ決めておくと良いでしょう。

■急命判定
PPに命の危機が差し迫っていることを示すイベントを起こしたいとき、
戦闘を行うほどのものではない場合、もしくはほとんど一方的である場合、
急命判定を行うことが出来ます。

『急命判定』
状況→危機的状況である時
方法→1D6
出た目の値分、《バイパス》が減ってしまいます。

■大成功と大失敗
判定の際に使用するルールです。大成功はクリティカル、大失敗はファンブルと言います。
判定に使用したダイスの内、出目が6のものが半分以上でクリティカルになり、
全ての出目が1になるとファンブルになります。
基本的には演出上の処理にすることをお勧めしますが、
特別な意味を持たせたい場合はプライズ及びペナルティを設定しても構いません。

■照合
いくつかの特定の情報を調べたときに検索出来る情報を増やすルールです。
シナリオによっては順序立てて情報を開示したい場合もあるでしょう。
その時にWMは調査に制限を掛けたり、二つの情報を元に新たな糸口を提示することが出来ます。

■パスコード
情報を開示する際、設定された条件をクリアするルールです。
誰かが隠してしまった秘密、謎の組織に通じる暗号、真実に辿り着くための手掛かり、など。
簡単に開示されて欲しくない情報や、シナリオの難易度を上げるために設定するべきです。

■タブーエリア
特定の条件に当て嵌まるPPに大して行動を制限させるルールです。
生徒たちは学園内で解放されているとは言え、自由は無限ではありません。
制限の種類は様々です、WMはPPにとっての無理のない範囲で自由に設定してください。

セッション外でのルール

■時間の進み方とタイムリミット
ここは学園です。学園にいるためには学生でなければならず、
学生を卒業した者は学園にいることは出来ません。
(PPの年齢に制限があるため、このシステムには卒業までのタイムリミットがあります。
その為、特別な時間の進み方をするので注意してください。
PP作成時に決めた年齢とはじめてのセッションでのシナリオで定められた月から
ゲーム内での時間はスタートします)
しかしながらいつまでも生徒として戦学園に居たいと願う生徒は多いのです。
そんな彼らに提案するならば、メビウスの時の中にいると言う選択肢があります。
世界にはあらゆる陰謀と因果がひしめいているのですから、それが出来ないなんてことはありえません。
尤も何事にも等しく終わりは訪れるというのは、大いなる法則ですから、必ず崩壊を迎えるでしょうけれど。
(基本的にはシナリオごとの月を経過して時間は進み、高校三年の卒業の期間まで遊ぶことが出来ます。
同じ月を続けて何度も遊ぶことは出来ますが、
途中で違う月を挟んだあとにまた同じ月を遊ぶと一年が経過します)

■BYTEについて
事件を解決し、学園生活のコツを掴んだ生徒たちは少なからず経験を積んでいます。
それはイトにも影響し、他の生徒と比べると強い力を持っているようです。
(BYTE(バイト)は、いわば成長点のようなものです。
セッションをクリアすると、功績に応じて与えられます。
BYTEを獲得出来る条件は基本的に以下の通りですが、WMが自由に設定しても構いません)

セッションをクリアした→5BYTE
シナリオで設定されたエネミーを倒した→エネミーに設定されているステータス÷PP数(小数点以下切り捨て)
バイパスとエスケープが残っていた→PPのバイパス+エスケープ÷2
ポータルを使って現実に帰った→そのPPの能力値合計÷PP数が他のPPに渡される
BYTEはセッション終了後にPPの強化やデータの変更に使えます。 詳しくは『PPの作成』をご覧ください。