
PPの成長
作成したPPのデータは、
学園内で不定期に配られるBYTEと呼ばれるもので強化や変更が出来ます。
具体的な必要BYTE数以下の通りです。
能力値を+1する→変更後の能力値の2乗 (1から2に強化する場合、2×2=4BYTEが必要) エフェクトスキルを変える→10BYTE 同じパーソナルタイプのスキルを変える→20BYTE 違うパーソナルタイプのスキルを変える→50BYTE |
---|
退学手続き
もしもこの学園からの脱出を望むのでしたら、
ポータルと呼ばれる出口を見つけてください。
ポータルの造形は様々です。
単純な扉の形をしていることもあれば、AIの中に組み込まれていることもあります。
ポータルに触れることで、あなたの異世界の神経回路は解け、
解放された自我は現実世界の横たわった体に戻ることでしょう。
ポータル以外にも現実世界に戻る方法があります。
バイパスを全て失うことです。
バイパスを失ったあなたは学園で存在を維持出来ません。
その結果として、不完全ながら神経回路は途切れ、強制退学となります。
そうして現実世界に戻った場合、あなたの体には重大な欠陥が残るでしょう。
具体的には以下のような致命的な後遺症です。
後遺症決定表 1.記憶喪失。あなたは、あなたがなんであるかをわすれてしまった。 2.全身不随。もう指の一本も動かせない。糸の切れた操り人形のよう。 3.感覚障害。感覚が可笑しい。おかしいおかしいおかしい、オカシイ。 4.人格変貌。周りの人は口を揃えて、人が変わってしまったと言う。 5.幻聴幻覚。聞こえないはずのものが、見えないはずのものが、今は現実。 6.性格障害。本来の欠点が強く出てしまう。望まない結果をもたらして。 |
---|
その時あなたにはもう、学園を認識することが出来ません。
学園もあなたをかつての学生とは認識しません。
電子蜘蛛の巣の上を漂う意識のクモとなり、永遠に現実世界には帰れないのです。
そうなった場合、どんな世界が見えるのかは私たちの与り知れぬこと。
以上のどんな場合でも、学園から抜けた際には学園の全ての記憶を失います。
学園で素晴らしい偉業を成し遂げても、忘れてしまいたい失態を犯しても。
運命を感じるほどに絆を深めた相手がいても、宿命を信じるほどに傷つけあった仇がいても。
これは青春の黒歴史。思い出せることはなにもありません。